4.職務経歴書の書き方

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業務知識と能力をアピール。数字などを使って具体的に。

履歴書が学歴や職歴などを中心に応募者の人物像を伝える書類であるのに対し、職務経歴書は、キャリアや自己啓発の内容を詳細に伝え、具体的な業務知識と能力をアピールするものとなります。

書式に決まりはありませんが、書き方には時系列で業務内容をまとめる「編年体式」と、職務分野ごとにまとめていく「キャリア式」があります。

それぞれの作成のポイントは以下の通りです。

 ・A4判1枚程度で簡潔にまとめる。
 ・ワープロで作成する場合が多いが、署名
  だけは手書きで。
 ・職務経験が少ない場合は、研修内容を記入してもよい。基礎が身に付いているかどうかの判断材料に
  なる。
 ・受賞歴、実績は大きなPR材料。「社長賞を受賞」「営業成績○人中○位」など具体的に示すと効果的。
 ・転職歴があれば、理由も明記。キャリアパスに筋が通っていることをアピールする。

「編年体式」の書き方

時系列に、そのときどきの業務内容をまとめていく形式が編年体式です。社会人経験が浅い場合や業務の習熱度を伝えたい人に向いていますが、アピールポイントを際立たせる工夫が必要となります。

編年体式の職務経歴書のサンプルはこちらです。下記の説明と合わせてご確認ください。

1.年月、配属、業務経験を項目立ててまとめる

年月を見出しとし、入社や配属、異動、研修など、業務経験ごとにまとめていきます。

営業職なら何をどんな方法で売っていたか、また事務職ならこれまでどんな業務に携わってきたかについて詳細に書きましょう。マネジメント経験はどんな職種でも重視されるため、メンバーの人数と業務内容は書いておきます。

記述内容は必ずしも業務経験に限定されていないので、キャリアが乏しい場合には、新入社員研修の内容を書いてもよいでしょう。

2.アピールできる点を詳細に記述する

編年体式はアピールポイントが目立ちにくいため、どのような業務にどのような役割で携わり、またどんな方法でどのくらいの実績を残したか、を詳細に記述するようにしましょう。資格取得や社長賞などの表彰はもちろん、売り上げなど数字で表せる実績があれば具体的に紹介します。

上司や同僚、顧客から褒められた経験をアピールする方法もあります。

3.経験が浅い場合は別項目を立ててアピール

経験が浅い場合については、別項目で印象深いエピソード、これまでの取り組み、仕事で工夫したこと、経験を生かして入社後にどんなことができるか、などについてまとめましょう。英会話教室で学んでいるなど個人的な自己啓発を積極的にアピールしてもよいでしょう。

なお、「なぜ浅いキャリアで転職を考えるのか」「転職先で何を実現したいのか」については面接でも必ず聞かれるので、その理由と今後の目標を系統立てて記述することで、より説得力が増します。

「キャリア式」の書き方

これまでの経験を職務分野別にまとめて提示するのがキャリア式です。

これまでの経歴が一目で分かるため、複数の分野の経験を積んできた人に向いているといえます。

また、記述する内容がしつこくならないよう、簡潔にまとめるのがポイントです。

キャリア式の職務経歴書のサンプルはこちらです。下記の説明と合わせてご確認ください。

1.業務内容(キャリア)を見出しにする

担当業務がはっきりしている技術職の人、スペシャリストを目指している人、キャリアが長い人などに向いています。ただし、各業務を行っていた時間の経過が分かりにくい面があるため、仕事内容の横に携わった期間を記入して、いつからいつまでの経歴なのか明確に分かるようにする。

また、内容が専門的で理解しづらくなる恐れもあるので、分野別にしたり、表組みを利用するなど、分かりやすくまとめる工夫も必要となります。

2.経歴が分かりやすいように個条書きにするなどの工夫が必要

業務の必要知識、経験も明記しましょう。例えば、言語、OS、使用機器、資格などの情報です。専門用語については一般用語に置き換えるか、カッコ書きで説明を加えておきましょう。

また表彰、特許・実用新案、論文、購読専門誌、セミナー受講、マネジメント経験などがあれば書いておくとプラスの印象を与えることができます。

プロジェクトチームの一員だった場合は、プロジェクトの目的、メンバーの人数や自分の役割を明記すると分かりやすいでしょう。

3.入社後にどんな貢献ができるかをアピール

これまでの経験を踏まえて、入社後はどのような業務で貢献できるかを記述し、即戦力となり得ることを強調しましょう。これを記述するにあたり、事前に企業研究ができていると読み取れるものになります。

さらに、将来的にどのようなキャリアを築きたいと思っているのか、目標や挑戦したい仕事内容を書くことで、転職に対する意気込みをアピールしましょう。

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其の2 転職先の研究・情報収集術

其の3 転職応募書類の作成方法

其の4 転職時の応募・面接マナー

其の5 面接での質疑応答例

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