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就職・転職時の面接試験は、誰しもが緊張するものです。
しかし、前もってきちんと準備をして、社会人としてのマナーさえわきまえていれば、それほど身構える必要はありません。
面接前は心を落ち着けて、自分らしさをしっかりと面接官に伝えるためのポイントを覚えておきましょう。
心構えというと大げさですが、これをしっかり頭に入れてから面接に臨めば、焦ることなく対応することができるでしょう。
「相手の目を見て話す」ことは基本的なことですが、緊張のあまり実行できていない人も多いです。質問に対する回答が、たとえ立派な答えであったとしても、視線をそらしたり、うつむいていたりすると、弱々しい印象に与えるうえに意欲も伝わりません。面接官の目をしっかりと見て、堂々と話すように心がけましょう。
もし自分が相手を見つめ過ぎているのでは、と不安を感じる場合は、相手の鼻やのどの下あたりに視線を外すと、自然な感じになります。
可能であれば、友人や知人の協力を得て模擬面接を実施し、話し方や態度の癖を指摘してもらうようにすると、本番でも大いに役に立つでしょう。自分の癖は、自分自身ではなかなか気づけないものです。
面接官は応募者の回答を受けて、さらに踏み込んだ質問をしようと常に考えています。そのため、質問に対しては、それに関わる全てのことを説明しようとするのではなく、簡潔にまとめて答えるようにしましょう。
もちろん、質問されたことに対して答えがずれていたり、一つの話題を長々と話すのはマイナスポイントとなってしまいます。
特に仕事内容や転職理由などの質問には、期間や人員、予算、実績などの数字を交えて、できるだけ具体的に回答するようにしましょう。話の中に数字を交えることにより、話の信憑性を高めるだけでなく、簡潔な回答にも関わらず面接官の印象に残る内容になるからです。
転職前までの実績を語る際に、面接官に対して強く印象付けたいがあまり、大げさな表現をしたり、実力を誇張して見せるような発言をすると、返って面接官の印象は悪くなります。これまでの実績は決して誇張せず、また自慢話にならないように客観的なアピールとなるようにしましょう。
転職前の実績はあくまでも過去のものであり、転職先の企業が期待しているのは、入社後にあなたがどんな働きをしてくれるのか、についてです。そのことを念頭におき、過去の経験や実績について転職先の企業でどのように生かしたいのかについて考えをまとめ、将来の展望を語るようにしましょう。
面接の際に面接官が最も敬遠するタイプは、消極的で覇気の感じられないタイプの人です。まず、転職先の会社で働きたいという積極的な意思を面接官に伝えられなければ、その面接は確実に失敗に終わります。
また積極性というのは、言葉だけではなく態度や表情にも表れるものです。面接室に入るときの態度、座っているときの姿勢、表情、目線、声の大きさ、言葉遣いなどに気を配りながら、はっきりと聞き取りやすい話し方で面接官に積極性を印象づけるようにしましょう。
また、面接前にあらかじめ3つほど転職先企業に対する質問を準備しておき、面接の最後に尋ねることで、転職への意欲と熱意をアピールする効果があります。
転職前までの仕事内容や業務で達成した成果を尋ねられたときなど、経験の幅を必要以上に広く見せようとして、つい背伸びをしがちですが、これは絶対に禁物です。小さなことを大きく見せようとしても、ちょっとしたことがきっかけですぐに見破られてしまいます。
また、自分の知識が無いことに対して知ったかぶりをして語ったとしても、さらに詳しく突っ込んだ質問をされた場合、たちまち窮地に立たされることになります。質問された際に分からないことは正直に分からないと答える方が、面接官に対しては誠実な印象を与えるため、結果的にはプラスにつながります。
就職・転職時の面接では、どんな質問にもそつなくスマートに答えられる方がよいと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。場合によっては、言葉に詰まりながらも一生懸命に真剣に答えようとする人の方が、まじめな人柄が好印象を与える場合もあります。
面接官から難しい質問や腹の立つ質問をされた際にも、憮然とした態度で適当に答えるのではなく、自分なりに誠実さを以って対処する努力が必要です。
また面接時に目立とうとして奇をてらう方法も、それほど好印象を与えることはできません。
面接時には、あくまでも誠実な対応を心掛けることが大切です。