6.面接当日の流れ

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入室から退室まで面接の流れを知っておこう

転職による中途採用の面接は、転職希望者1人に対して面接官が1人か2人で行われる場合が多いです。面接の所要時間は30分程度ですが、もっと多くの時間をかけて話を間く企業もあります。

面接の時間は限られているため、その時間の中でどれだけ転職後の仕事に対する意欲と自分自身の人間性を伝えられるかが勝負になります。転職時の面接がどのような流れで行われるのか、一般的なパターンを頭の中に入れておきましょう。

そのパターンを踏まえたうえで、想定される質問に対する答えを準備しておけば、実際の面接時の会話はとてもスムーズに進むはずです。誰にとっても緊張する面接だからこそ、万全の準備を整えて、リラックスした精神状態で臨むことが大切です。

面接の流れ

1.面接室への入室

▼慌てず丁寧な動作でノックをしてから入室

面接室への出入りの仕方は、社会人としてのマナーが試される場面です。入室時は「コンコン」とドアを軽く2回ノックします。面接官から「どうぞ」と声を掛けられてからドアを開けて、面接室に入ったらドアの方を向いて静かに閉めます。

その後、改めて室内に向き直り、面接官に対して一礼してからいすの横へ移動します。面接官から「お掛けください」と言われたら一礼し、「〇〇と申します。よろしくお願いいたします」とあいさつしてからイスに座ります。

 ・ドアの開閉は落ち着いて静かに行う
 ・すすめられてからいすに座る

2.転職前の仕事内容

▼これまでの経験を具体的に表現する

面接が始まりまず最初に聞かれるのは、転職前までの仕事内容でしょう。これまでどんな仕事をしていて、どの程度の成果を挙げたのかを具体的に話すことがポイントです。

例えば、「前年比で〇%の売り上げを達成」、「営業担当者〇人中〇位の成績」といったように、具体的に数字で表現できる成果や表彰歴、困難を乗り越えたエピソードなどを交えながら話すことで、より説得力が生まれます。

 ・仕事内容と担当範囲を正確に伝える
 ・成果は分かりやすい表現で示す

3.転職の理由

▼意欲が感じられる前向きな発言をしよう

皆さんの転職の理由はさまざまあると思いますが、転職前の職場における不満などのネガティブな理由では、転職に対する前向きさが感じられません。たとえ前職への不満があったとしても、面接では封印しておきましょう。

面接で語るべきことは、「これまでの経験を踏まえたうえで、新しい仕事に挑戦したい」という意欲であり、前向きさです。自分自身の前向きなやる気を見せてこそ、面接官を納得させられるというものです。

 ・不満ではなく前向きな理由を
 ・経験を踏まえた将来の展望を語る

4.会社の志望動機

▼なぜこの会社を選んだのか自分なりの視点で伝える

転職希望者が希望先の会社をどのように見ているかを探るための質問です。

志望動機として、「将来性がありそうだから」「安定しているから」といったどこの会社に対しても当てはまるような答えでは、面接官は納得しません。

これまでの会社研究で得た情報を元にして、「〇〇分野を手掛けている御社だからこそ働きたい」というように、自分なりの視点で転職志望理由を話すように心がけましょう。

 ・その会社を選んだ必然性を示す
 ・ありきたりな答えはかえってマイナス

5.仕事の志望動機

▼仕事内容に対する理解、なぜこの仕事をしたいのかを伝える

転職希望者が募集職種の仕事内容をどの程度理解しているか、またどのように慟いていこうとしているかを探る質問です。「〇〇で培った経験と知識を、今後は△△の分野で生かしたい」などと具体的に答えるようにしましょう。

この質問においては、転職後に志望する仕事についての下調べが不足していると、あこがれや興味本位で転職を希望した、と思われかねないため注意が必要です。

 ・応募職種の仕事内容をよく調べておく
 ・その仕事にかける決意を語る

6.労働条件の確認

▼労働条件の内容をきちんと確認する

転職後の仕事について、勤務時間、休日、残業の有無などの労働条件を確認します。面接で提示される条件が正式な条件となるため、どうしても譲れない条件がある場合には、その希望を伝えることが必要です。

希望する給与の金額の伝え方は難しいところですが、基本的には会社側が提示額を出してくるので、その金額で応じられるかどうかを考えて答えるようにしましょう。

 ・日常生活に支障のない条件かを確認
 ・給与は企業の提示を待ってから交渉

7.転職希望者からの質問

▼分からないことがあれば遠慮なく質問しておく

ほとんどの場合、面接の終盤に「何か質問はありますか」と聞かれることになります。このとき、面接中のやりとりでよく分からなかったこと、不安に思ったことなどを質問しましょう。
質問内容が給与や待遇のことばかりでは印象がよくないですが、仕事内容などについては納得いくまで尋ねましょう。

このとき何も質問しないと消極的と受け取られる場合が多いので、聞きたいことを事前に用意しておくとよいでしょう。

 ・事前に質問事項をいくつか用意する
 ・給与や待遇以外の質問もする

8.退室

▼一礼してから退室、最後まで気を抜かないように

面接の質疑応答が終わっても、退室するまでが面接だと思って、決して気を抜かないことが大切です。

質疑応答が終了したら、イスの横に立ち「ありがとうございました」と言って一礼します。その後ドアの前まで進んだら、面接官の方に向き直って、再度一礼します。部屋から出たら、ドアは静かに閉めましょう。

もし面接官に出口まで送られた場合は、お礼の一言を忘れないようにしましょう。

 ・必ずお礼を言ってから退出する
 ・退出後も外に出るまでは気を抜かない

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はじめに

其の1 自己PRポイントの整理法

其の2 転職先の研究・情報収集術

其の3 転職応募書類の作成方法

其の4 転職時の応募・面接マナー

其の5 面接での質疑応答例

其の6 円満退社・退職までの流れ

其の7 退職後の保険、税金の手続き

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