5.雇用条件に関する質問

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希望がある場合は理由を話して交渉する

会社の規定と転職希望者の希望が折り合うかを確認するものですが、転職希望者がキャリアや能力を客観的に判断できているのかを探る質問でもあります。

ここで特に要望がある場合は、納得できる理由とともに説明することが必要となります。

質問 「給与はどれくらいを希望しますか。」

【質問の意図】

面接官は、転職希望者がどの程度の金額を希望するかによって、転職希望者が自身の能力や経験を客観的に判断できているかを見ています。転職前の給与と同額、あるいは10%上乗せ程度なら常識的な数字だといえるでしょう。

【回答のポイント】

 ・能力と経験に見合う相場はどの程度か。
 ・参給与増を狙う場合、アピール材料を用意しているか。

【回答例】

「可能であれば現在と同額の年収400万円を希望します。御社の規定では営業経験3年未満ならば380万円からと承知していますが、私がこれまでの2年間で培ったスキルは、御社においてもすぐに生かせる自信があります。」

質問 「勤務地の希望はありますか。」

【質問の意図】

面接官は、転職希望者に勤務地を限定したい事情があるかどうかを確認しています。転職希望者本人の希望に沿った配属先を考慮される場合もありますが、特に事情がなければ通勤可能な配属先であれば受け入れるようにしましょう。

【回答のポイント】

 ・転居の可否を考えたか。
 ・勤務地を限定して希望する場合は、理由を用意しているか。

【回答例1】

「自宅から通勤できる範囲であれば助かりますが、勤務地によっては引っ越しも可能です。」

【回答例2】

「専門の医療機関で治療している母と住んでおり、看護の事情から転居が難しいため、可能であれば〇〇地域周辺を希望します。」

質問 「残業があっても構いませんか。」

【質問の意図】

面接官は、転職希望者の仕事への情熱を確認するのが狙いです。ここで答えに窮したり、困った表情を見せたりすると、本当にやる気があるのか、最後まで責任を持って仕事する人物なのか、不安を抱かせてしまいます。

【回答のポイント】

 ・残業のとらえ方ははっきりしているか。
 ・業務を効率的に進めようとする姿勢はあるか。

【回答例】

「御社での業務は月末が忙しいことは十分承知しておりますので、繁忙期や業務上必要な残業についてはいといません。ただし、通常時においては業務の効率化を図るなど、業務時間内に仕事を終える工夫をしたていきたいと思います。

質問 「1ヵ月の休みがあれば何をしますか。」

【質問の意図】

面接官は、転職希望者が計画を持って毎日を過ごしているか、どんな発想の持ち主か、向上心や夢があるかといった人物面を見るためにこの質問をします。ここでは、必ずしも「資格取得の勉強」などの優等生的な答えでなくてもよいでしょう。

【回答のポイント】

 ・1ヵ月の休みを想定した具体的な計画を語れるか。
 ・行動の目的を明確に示したか。

【回答例】

「以前からあこがれている中国の桂林を家族と訪れたいです。南国的な風景を眺めれば心身のリフレッシュになり、家族も喜ぶと思います。趣味で勉強している中国語に磨きをかける機会にもしたいです。」

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